“because”や”as”以外にも!「理由」を表す英語フレーズ8選

文法

 こんにちは、レッド副店長です。

 今回は、「理由」を表す英語フレーズを8選紹介していこうと思います。

 「なぜなら」や「なので」と言いたい時に毎回 “because” や “as” ばかり使ってはいませんか?

 実は理由を表す英語フレーズは他にもたくさんあるんです。さらに because” や “as” の正しい使い方もまとめて紹介していきます。

 しっかりと使い分けることができれば、それだけで英語上級者っぽくなります。

・because

 ”because” は「なぜなら」と理由・原因を表す超定番のフレーズです。使用頻度も1番高く、とても有名な接続詞ですね。

 ”because” は従位接続詞の1つなので、「because S V」をメインの文の前後どちらかにくっつけることで理由を説明します。”Why ~?” の返し以外の場面で「Because S V.」を1つの文として区切ると不自然になってしまうので注意してください。

  1. I fell asleep in class because I was tired.(私は疲れていたので授業中に寝てしまった。)
  2. Because Tom doesn’t work, he has no money.(トムは仕事をしていないのでお金がない。)

 ”because S V” をメインの文の前に置くときは、間にカンマを入れることを忘れないようにしましょう。

・since

 ”since” は理由・原因を表す従位接続詞の1つです。

 使い方は “because” と同じですが、「聞き手もすでに知っている原因」を言うときに表します。「知っての通り」という意味が隠れています。

 ”since” で理由を付け加える場合は、前に置くことが多いイメージがあります。

  1. Since you have a cold, you should go to the hospital.(風邪をひいているんだから病院に行った方がいいですよ。)
  2. Buy a phone since your phone was broken.(携帯壊れたんだから買ってくださいよ。)

・as

 ”as” も従位接続詞の1つで、理由や原因を表すことができます。”since” と同じように「知っていると思うが」というニュアンスを含んでいます。

 使い方は “because” と同じでメインの文の前後どちらにもつけることができます。”because” よりもお手軽に付け加えるようなときに使います。

  1. He didn’t go camping with us because he didn’t like bugs.(彼は虫が嫌いなのでキャンプに来なかった。)
  2. As I had a broken leg, I couldn’t swim.(私は骨折していたので泳げなかった。)



・because of

 ”because of” は理由・原因を説明する時よく用いられるフレーズの1つです。

 ”because of” は接続詞ではなく、前置詞の一種なので「because of+名詞」の形で使われます。接続詞”because” と一緒にならないように注意して覚えましょう。

  1. I was late because of an accident.(事故が理由で遅れました。)
  2. He is popular because of his face.(顔がいいので彼はモテる。)

・due to

 ”due to” も前置詞の一種なので “due to+名詞” で「~が原因で」という意味を表すことができます。

 ”because of” に比べると少しフォーマルな印象を与えます。いい意味のシチュエーションで使われることは少なく、ほとんどの場合が否定的な原因を伝える時に使われます。

  1. The game was cancelled due to a heavy rainfall.(大雨でその試合は中止になった。)
  2. This glitch is due to a mechanical failure.(この不具合は機械の故障が原因だ。)

・owing to

 ”owing to” も前置詞の一種なので “owing to+名詞” で「~が原因で」という意味を表すことができます。

 意味も使い方も “due to” と変わりありません。両方とも同じように使って問題ありません。

  1. I couldn’t go abroad owing to the virus.(ウイルスのせいで海外に行けませんでした。)
  2. Owing to smoking, I got cancer.(煙草のせいでがんになりました。)

・thanks to

 ”thanks to” も前置詞の一種なので “thanks to+名詞” で「~のおかげで」という意味を表すことができます。

 ”thanks” 自体本来は感謝を表す単語なので、「~のおかげで」というようにいい意味で使われることが多いです。しかし逆に皮肉的な意味で使われる場合もあるので注意しましょう。

  1. I won the game thanks to your support.(君の応援のおかげで試合に勝てました。)
  2. I got expelled from high school thanks to his behavior.(彼の行動のおかげで私は高校を退学なった。)

 例文2はあえて “thanks to” を使うことで皮肉っているのがわかります。

・on account of

 ”on account of” も前置詞の一種なので “on account of+名詞” で「~のせいで」という意味を表すことができます。

 一般的には否定的な文に使われる場合がほとんどです。

  1. The field day was postponed on account of the rain.(雨のせいで運動会は延期になった。)
  2. I couldn’t buy alcohol on account of my looks.(見た目のせいでお酒が買えなかった。)

さいごに

 今回は、理由・原因を表す英語フレーズを8選紹介しました。

 それぞれのニュアンスとやだしい使い方を覚えて、是非使ってみて下さい。この記事が役に立ったなら嬉しいです。



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