こんにちは、レッド副店長です。
今回は、英語力を上達させたいと思った時に、文法を勉強する必要があるのか、ということについて書いていきたいと思います。一番最後に、あなたの現在の文法力をチェックするテストがあるので、是非やってみて下さい。
英文法は必要?必要じゃない?
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結論から書くと、英語力の上達において、英文法は超重要です。絶対に理解するべきです。
『英語に上達に文法は必要じゃない派』の人の意見として、「ネイティブスピーカーは文法なんか意識して話してない」や「文法が正しくなくても相手に伝わる」のような意見を聞いたことがあります。
確かに、最初のうちからキレイな文法の英語を話すことはできませんし、とにかくいっぱいしゃべることは、英語力を上達させる近道です。しかし、それは文法を勉強しなくていいという理由にはなりません。
ネイティブスピーカーが文法を意識して会話していない、というのは、我々日本人が日本語の文法をいちいち考えながら話をしていないのと同じです。会話の中で文法を意識する必要がないというだけで、ネイティブスピーカーは文法力がないわけではありません。当たり前のことですよね?
彼らは、生まれてから成長していく過程で、親やテレビなど周りの環境によって、英語が身についていったのです。ですが我々はそうではありません。日本で英語を身につけるためには、基礎となる文法をしっかりと理解することが、とても重要です。
文法が正しくなくても相手に伝わる、という意見もありましたね。もちろん、英単語だけを連呼していれば、場合によっては理解してもらえることもあるでしょう。しかしそれも、複雑なことは説明できないので、限度があります。さらに、逆ならどうでしょう。
例えば、とあるアメリカ人があなたに対して
Aren’t you a doctor?(あなたは医者ではないのですか?)
と聞かれたとします。あなたが医者ではない場合、”Yes.” か “No.” のどちらを答えるのが正解でしょうか。日本語の感覚だと、「はい」と答えれば「私は医者ではない」と伝わりますが、英語で “Yes.” 答えると「私は医者です」という意味で伝わってしまいます。
文法を勉強しないまま英語を使い続けていると、このような誤解も生まれますし、自分にとっても相手にとってもメリットがないので、もしあなたが英語を上達させたいのであれば、絶対に文法は学びましょう。
文法を勉強するメリット
英語力の上達において、文法は絶対に必要だということは説明しましたが、具体的にどんなメリットがあるのかということについて書いていきます。メリットがわかったほうが、勉強のモチベーションにもなりますからね。
〈メリット①〉英語の上達スピードがはやい!
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文法をしっかり理解したうえで、英語を学んでいくと、とても効率よく上達させていくことが出来ます。
確かにスピーキングやリスニングだけをずっとしていても、だんだん英語は話せるようになってくるとは思いますが、会話の中だけで全ての文法を覚えるのには、数年かかります。文法を覚えることと会話のスキルを同時進行で学んでいくのがベストです。
文法の種類は、大きく分けて20分野程度なので、やる気があれば数ヶ月で全ての文法を覚えることも可能です。
〈メリット②〉読み・書きの能力が上がる!
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英文を、読む・書くというスキルが飛躍的にアップします。
文法を知っていると、長い文章でもスラスラ読めるようになりますが、文法がわかっていなければ、どれが主語なのかもわからない、ということになってしまいます。文法を知らずに長文を読むということは、筆算を知らずに、3ケタ同士の掛け算をやろうするようなものです。
今は、アプリで日本語を簡単に英語に翻訳することが出来ます。しかし実はあれも、正しい文章で翻訳しないと、変な英文になる場合があります。文法を理解していないと、そのまま使ってしまったりするのですが、ネイティブスピーカーや文法を理解している人からすると、翻訳を使ったのがバレバレ、というケースが良くあります。
翻訳機能が発達したからといって、100%それに頼っていると、恥をかいてしまうことになるでしょう。
〈メリット③〉相手に正しく伝わる!
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正しい文法で英語が話せるようになれば、相手の発言を正しく理解し、正確に話せるようになります。
めちゃくちゃな文法で話すと、相手に誤解を与えてしまうこともあります。英語だと語順が少しずれるだけで、意味がガラッと変わってしまうこともよくあるので、文法力は必須になります。さすがに、全ての会話構文を覚えることは不可能に近いですし、効率がとても悪いので、おすすめできません。
文法力チェックテスト
今現在、英文法のチェックテストを作ったので、今現在のあなたの文法力がどの程度なのかを知るためにも、是非チャレンジしてみて下さい!
問1. I’m very ( ) in Chinese culture.
a. interest b. interesting c. interested d. interestingly
c. interested
私は中国の文化にとても興味があります。
問2. This is the town in ( ) I was born.
a. who b. which c. that d. where
b. which
ここは私が生まれた町です。
問3. It is important ( ) me to attend class today.
a. for b. of c. to d. in
a. for
あなたにとって、今日の授業に出席することは大事なことです。
問4. ( ) that fence, she ran away.
a. Break b. Broke c. Breaking d. Broken
c. Breaking
そのフェンスを壊して、彼女は逃げ出した。
問5. You had better ( ) home as soon as you can.
a. go b. to go c. going d. gone
a. go
あなたは出来るだけ早く、家に帰った方がいい。
問6. We couldn’t have won the game if they ( ) us on.
a. didn’t cheer b. haven’t cheered c. hadn’t cheered d. weren’t cheering
c. hadn’t cheered
彼らの応援が無かったら、僕たちは勝てていなかったよ。
問7. Don’t forget ( ) those papers tomorrow.
a. bring b. brought c. bringing d. to bring
d. to bring
明日、その書類を持ってくるのを忘れないで下さい。
問8. I have obtained ( ) information about the case.
a. many b. some c. few d. a few
b. some
私はその事件に関するいくらかの情報を手に入れた。
問9. John likes sweets, ( )?
a. he does b. he doesn’t c. does he d. doesn’t he
d. doesn’t he
ジョンは甘いものが好きだよね?
問10. You practice ( ) any other player.
a. harder than b. hardest c. the hardest d. the most hardest
a. harder than
彼は、他のどの選手よりも一生懸命練習している。
- 4点以下…伸びしろタップリ!
- 5点~8点…改善の余地あり!
- 9~10点…文法力高い!
さいごに
今回は、英文法を身につけることのメリットを紹介しました。英文法をしっかりと固めることで、英語の上達において、かなりプラスになります。
英語が、将来的に必要性を増していくのは間違いのないことです。また、言語というのは子供でも習得することが可能なものなので、学び始めるのに遅いということはありません。「何かスキルが欲しい」という方も、とりあえず英語を学んでみることをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ここまで読んできたあなたは、英文法を身につけることの重要さを知ることが出来たはずです。人間力を高め自分を磨きたいと思っているあなた、是非わたしのブログと一緒に成長していきましょう。