こんにちは、レッド副店長です。
今回は、タバコをやめると身体にどのような変化が起こっていくのかを解説していきます。禁煙には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
昔は喫煙者の数も多く、多くの男子にとってタバコは憧れの対象でした。しかし現在、世界中で禁煙が推奨されています。喫煙所の数も激減していますし嫌煙者も増えています。日本でもタバコの値段はどんどん増えていき、喫煙者にとっては中々厳しい世の中になったと言えます。
これからの社会で、喫煙者に対するあたりが更に厳しいものになっていくことは容易に想像できます。どこにいってもタバコが吸えないような時代になってしまうでしょう。そうなる前に、今こそタバコをやめてみても良いかもしれません。タバコがかっこいいとされる時代は終わりました。
タバコを吸うことのデメリット
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まずはタバコを吸うことがなぜ身体に悪いのかについて説明していきます。
もちろん、タバコを数本吸った程度では身体にたいした影響はありません。しかし、タバコ吸うことは習慣化します。ニコチンを摂取することで、脳内で快楽物質が分泌されます。その時の感覚にのめり込んでしまい、タバコを求めるようになってしまうのです。
このようにニコチン依存症になってしまうとタバコが当たり前の生活になり、中々抜け出せません。短期的にみると健康への害は少ないかもしれませんが、長期的に見たときにどうしても健康に悪影響をもたらしてしまいます。
タバコを続けることで身体に起こる具体的な健康被害としては、がん、脳卒中、2型糖尿病、歯周病などがあげられます。非喫煙者に比べると、これらの病気のリスクが数倍になります。
タバコによる肺機能の低下は、少し運動しただけでもすぐに息が切れてしまうようなときに身近に実感できるでしょう。
しかし、もしあなたがヘビースモーカーであるとしても、タバコをやめることでこれらのリスクを非喫煙者レベルまで引き下げることが出来ます。はからずも禁煙ブームが起きた、タバコをやめやすい環境になっています。自分やパートナーが健康に生きるためにも私は禁煙を推奨します。
タバコをやめると身体に起こること
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禁煙を始めると、身体の中でどのような変化が起こるのでしょうか。タバコによって悪い状態になってしまっている身体がどのように改善していくのか、流れにそって解説していきます。
喫煙直後
タバコを吸った直後、ニコチンが肺で吸収されていき脳内に快楽物質が分泌されます。これにより一時的な多幸感を得ることが出来ます。
また、血管が収縮することで血圧が上がり、脈拍もはやくなります。
20~30分後
血管の収縮がなくなり、血圧・脈拍が正常な値に戻ります。30分程度で、吐く息に混じって出続けていた有害物質が無くなっていきます。
脳内での快楽物質の分泌がストップするため、またタバコを吸いたくなる人もいます。
8時間後
血中の一酸化炭素濃度が、正常な値に戻ります。呼吸器系が改善していき、非喫煙者と同じようにじゅうぶんに酸素を取り込むことが出来るようになります。
24時間後
身体がきれいになっていき、心臓発作のリスクが低下します。
習慣的にタバコを吸っていた人は、寝起きの一服や食後の一服ができず苦しみます。また、体内の毒素を出すために咳が多くなる場合もあります。
2日後
喫煙によっておかしくなっていた味覚や嗅覚などが、正常に戻り始めます。これにより、普段食べていたものでも、いつもよりおいしく感じることが出来ます。
また、禁断症状としてイライラや頭痛が出始めるころでもあります。毒素が抜けている証拠なので安心して禁煙を続けましょう。
3日後
体内のニコチンが完全に抜け、喉の調子が良くなり呼吸も楽になります。
イライラや頭痛などの禁断症状がピークに達します。ここを乗り越えることが一番きついという人も多いです。
1週間~1ヶ月後
タバコを吸えないことへのストレスもかなり弱くなっています。
睡眠の質も上がっており、夜は熟睡できるようになります。また、様々な病気のリスクが減少します。タバコを吸っていた時とは比べ物にならないほど健康な状態になっています。
しかし、ここで油断して「1本くらいなら」とタバコを吸ってしまうと、すべてが台無しになってしまうので気をつけましょう。
3~9ヶ月後
肺もきれいになり、身体の状態もかなり良くなります。運動しても前のような疲労感はなくなります。
ここまでくれば、禁煙は成功したと言えるでしょう。
5年~15年後
禁煙をしていることにより、肺がんや心臓発作のリスクが減少していきます。15年もたつ頃には、非喫煙者と同じレベルになっています。
「タバコを吸いたい」と日常的に思うこともなくなります。
さいごに
今回は、禁煙を始めたときから身体に起こる変化について解説しました。タバコが身体に与える悪影響と依存性はかなり強いものなので、禁煙を成功させるにはとても強い意志が必要です。
また、禁煙は身体を健康にするだけではなく、周りの人達も喜びますし金銭的にも時間的にもメリットがあります。500円のタバコを1日1箱吸う生活を10年続けると約180万円の出費になります。タバコが値上がりすれば、金額はさらに大きくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ここまで読んでいただいたあなたは、喫煙のデメリットや禁煙することで身体に起こる変化について理解していただけたはずです。人間力を高め自分を磨きたいと思っているあなた、是非わたしのブログと一緒に成長していきましょう。