こんにちは、レッド副店長です。
今回は、前置詞”with”のイメージと意味・正しい使い方について徹底的に解説していこうと思います。
色々な意味で使われるためよく理解できていない方もいるかもしれませんが、イメージさえわかってしまえば簡単なので安心してください。”with”は日常的によく使われる重要前置詞の1つなのでしっかり覚えていきましょう。
“with”のイメージ
前置詞”with”の持つ基本イメージは「つながり」です。「~と一緒に」というのが”with”の一般的なニュアンスです。
そのイメージから派生して「所有」「道具」などの意味につながります。
“with”の使い方
前置詞”with”の代表的な使い方を〇つ紹介していきます。
・同伴:~と一緒に
前置詞”with”の最もオーソドックスな使い方です。“with A” で「Aと一緒に、Aと共に」という意味を表します。
- Come with us.(私たちと一緒に来てください。)
- Hana is with her friend.(ハナは友達と一緒にいます。)
- I had pasta with hot sauce.(ホットソースとあえたパスタを食べました。)
人だけでなく国や例文3のように食べ物など、「同伴」の範囲はとても広いです。
・道具:~を使って
”with 道具A” で「Aを使って」という意味を表します。
※「(交通手段や経路)を使って」という場合は、前置詞”by”を使います。(前置詞”by”についてはこちら)
- He was hit with a wooden sword.(彼は木刀で殴られた。)
- It’s hard to eat steak with a knife and fork.(ナイフとフォークでステーキを食べるのは難しい。)
例文1・2の”with”は “by using ~” と言い換えることも出来ます。
・材料:~で
“with 材料A” は「Aで」という意味を表します。使い方的には「道具:~を使って」と同じような感じです。
- Please fill this pod with boiling water.(このポッドを熱湯でいっぱいにしてください。)
- That mountain is covered with snow.(あの山は雪で覆われています。)
- She made cookies with chocolate.(彼女はチョコでケーキを作りました。)
・所有:~を持った
“A with B” で「Bを持ったA、BのついたA」という意味を表します。
- A man with a knife is walking.(ナイフを持った男が歩いている。)
- I met a man with red hair.(赤髪の男に会った。)
- She bought a house with a balcony.(彼女はバルコニー付きの家を買った。)
例文1は、「身に着けている」という意味での所有を表しています。
例文2の “人 with 身体の部位” で「~の人」を表すのは、定番の使い方です。髪・目などが多いです。
例文3のように、「~付きの」というのもよく使われるので覚えておきましょう。
・付帯状況:~しながら
この付帯状況という使い方のせいで”with”を上手く使いこなせていない人も多いのではないのでしょうか。
“with+名詞+補語” で「~しながら、~したままで」という意味を表すことができます。
補語とは主に、形容詞・副詞・前置詞節・分詞などの説明語句が入ります。
- Don’t speak with your mouth full.(口に物を入れて離さないで下さい。)
- Enter this room with the shoes on.(靴を履いたままこの部屋に入ってください。)
- She was running with a laptop in her hand.(彼女は手にノートパソコンを持ったまま走ってしました。)
- Kenji stands with his arms crossed.(ケンジは腕を組んだまま立っています。)
”with+名詞+補語” で「〈名詞〉が〈補語〉の状態で」という意味になります。
さいごに
今回は、前置詞”with”のイメージと意味・使い方について詳しく解説しました。
イメージを覚えてしまえば、意味や使い方もつかみやすくなると思います。難しいとされる「付帯状況」もマスターすればとても便利なので是非覚えてみて下さい。この記事が役に立ったら嬉しいです。