正しく使えてる?前置詞”from”のイメージから使い方まで徹底解説

文法

 こんにちは、レッド副店長です。

 今回は、前置詞”from”のイメージと意味・正しい使い方について徹底的に解説していこうと思います。

 前置詞”from”は色々なシチュエーションで使うことができ、使われる頻度も高いので是非覚えておきましょう。学校でも比較的序盤に習う、重要な前置詞の1つです。

“from”のイメージ

 前置詞”from”の持つ基本イメージは「起点から遠のく」です。「~から」のようなイメージが一般的な”from”のニュアンスです。

 そこから派生して「出身」や「区別」という意味につながっていきます。



“from”の使い方

 前置詞”from”で表すことができる代表的な使い方を5つ紹介します。

・起点:~から

 前置詞”from”の最もベーシックな使い方です。“from 場所/時間” 「~から」という意味になります。

  1. How far is it from here to the station?(ここから駅までどのくらいありますか?)
  2. The festival will start from 9 o’clock.(その祭りは9時から始まります。)

 例文1の “from A to B”「AからBまで」という意味を表す定番の使い方なので、必ず覚えておきましょう。

・出身:~出身です

 この使い方から知った人も多いのではないでしょうか。“from 地名” 「~出身」という意味になります。

  1. I’m from Japan.(私は日本出身です。)
  2. Where are you from?(あなたはどこ出身ですか?)

・原料:~が原料です

 ” be動詞+made+from 原料”「~からできています」という意味で使うことがあります。

  1. Wine is made from grapes.(ワインはぶどうからできています。)
  2. Butter is made from milk.(バターはミルクからできています。)

 原料を加工し原形を無いものに “made from” を使います。

 見た目から原料がわかる場合は “made of” を使います。(前置詞”of”の解説はこちら

・原因:~のために

 “die from 原因”「~が原因で死んだ」という意味で使うことがあります。

  1. He died from overwork.(彼は過労で死亡しました。)
  2. Kana died from a fire.(カナは火事が原因で死亡しました。)

 直接的な病名ではなく、間接的なことが原因で死んだ場合に “die from” を使います。

 ガンや心臓病など直接的な病名などが死因の場合は “die of” を使うのが一般的です。(前置詞”of”の解説はこちら

・区別:~と違う

 前置詞”from”は「異なる」「区別する」というようなニュアンスを持っています。

  1. Please tell good from bad.(良いことと悪いことを区別しましょう。)
  2. Hail is different from snow.(ヒョウは雨とは異なります。)

 例文1の “tell/know A from B”「AとBを区別する」という意味を表します。

 例文2の “different from A”「Aと異なる」という意味を表します。

さいごに

 今回は、前置詞”from”のイメージと様々な意味について詳しく解説しました。

 前置詞”from”はとても重要な前置詞なのでそのイメージと一緒に是非覚えてみて下さい。この記事が役に立ったら嬉しいです。



コメント

  1. […] ものには “made from” を使います。(前置詞”from”の解説はこちら) […]

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