正しく使えてる?前置詞”at”のイメージから使い方まで徹底解説

文法

 こんにちは、レッド副店長です。

 今回は、前置詞”at”のイメージと意味・正しい使い方について徹底的に解説していこうと思います。

 前置詞”at”は色々なシチュエーションで使われるので絶対に覚えておきましょう。最重要前置詞の1つです。イメージさえ押さえてしまえば意外とすんなり覚えることができるでしょう。

“at”のイメージ

 英語の前置詞を学習するうえで最も大事なことは、そのイメージをつかむことです。今回紹介するする前置詞”at”にも基本となるイメージがあります。

 前置詞”at”の持つ基本的なイメージは「点」です。

 「時間・場所の一点」を表すのが一般的ですが、その他にも「点」というイメージから派生して「価格」「速度」などの意味を表すこともあります。



“at”の使い方

 前置詞”at”で表すことができる代表的な使い方を5つ紹介していきます。

・時間の一点:~に

 前置詞”at”のオーソドックスな使い方の1つです。「ある点の時間」を指すときに “at” が使われます。具体的には「時刻」「正午」「真夜中」などがあります。

※その他の時間を表す前置詞 “at, in, on” の違いについてはこちらの記事

  1. I go to bed at 10 o’clock everyday.(毎日10時に寝ます。)
  2. I have a meeting at noon.(正午に会議があります。)
  3. See you at Christmas.(クリスマスに会いましょう。)

・場所の一点:~で

 前置詞”at”のオーソドックスな使い方の1つです。”at” は「ある一点の場所・地点」を表す時に使うことができます。

 ”at” で場所を表すと、「点」というニュアンスを持ちます。広くゆとりのあるイメージを持つような場所に対しては使われません。

※その他の場所を表す前置詞 “at, in, on” の違いについてはこちらの記事

  1. I met her at the station.(駅で彼女に会いました。)
  2. He is having coffee at the bus stop.(彼はバス停でコーヒーを飲んでいます。)
  3. The castle is at the top of that mountain.(その城はあの山の頂上にあります。)

・標的:~に向けて

 「目標・方向」のように言うこともありますが、前置詞”at”は「標的」を表す時に使うことことがあります。

 ”at”の「点」というイメージからも連想できるかもしれませんが、「ある標的に向かって」という意味を持ちます。

  1. They threw stones at the witch.(彼らは魔女に石を投げつけた。)
  2. I yelled at him.(私は彼を怒鳴った。)
  3. Look up at the night sky.(夜空を見上げてください。)

・速度:~の速度で

 前置詞”at”は「速度」を表す時に使うことができます。

 具体的な速度の他にも、”a ○○ speed(○○な速度)” のようにも使えます。

  1. He was driving at 80 kilometers per hour.(彼は時速80キロで走っていました。)
  2. I have never driven at more than 100 kph.(私は時速100キロ以上で走ったことがありません。)
  3. Drive at a safe speed.(安全な速度で運転してください。)

・価格:~の価格で

 前置詞”at”は「価格」を表す時に使うことができます。

 具体的な価格以外にも、”a 〇〇 price(○○価格)” などのように使う場合もあります。

  1. Please sell them at 1,000 yen apiece.(それを1つ1000円で売ってください。)
  2. I bought a TV at a discounted price.(テレビを割引価格で買いました。)
  3. Furniture is sold at a reasonable price.(家電がお手頃価格で売られていました。)

さいごに

 今回は、前置詞”at”のイメージと意味・使い方について詳しく解説しました。

 イメージをつかんで使い方をマスターしましょう。使用頻度も高く、とても重要な前置詞なので是非覚えてみて下さい。この記事が役に立ったら嬉しいです。



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