初心者でもわかる英語の基礎文法~仮定法編~

こんにちは、レッド副店長です。

今回は仮定法について初心者でもわかるように徹底的に解説していこうと思います。

  1. 仮定法過去について
  2. 仮定法過去完了について
  3. wishについて

仮定法は英語を勉強するうえで多くの人がつまづく難関ポイントの一つと言われています。詳しく説明していくのでこの記事で基礎をしっかり固めましょう。



1.仮定法過去について

仮定法過去の基本的な形は「If+S₁+動詞過去形~, S₂+would[might/ could/ should]+動詞原形….」で「もしS₁が~したら、S₂は…するだろう。」という意味を表します。ただのIf文と異なるのは、事実とは異なる事柄を仮定したときにどうなるか、というところです。実際はありえないことを想定しているということを頭に入れましょう。

注意するのは、仮定法過去はあくまで現在のことを言っているということです。仮定法の文章では時制を1つずらすのです。ここが最初にわかりづらいと感じるポイントです。

  1. If I were a bird, I could fly.(もし鳥だったら空を飛べたのになあ。)
  2. He would buy a new phone if he were in this store.(もし彼がこの店にいたら新しい携帯を買うだろう。)

例文のように「絶対にそんなことはないけど」というニュアンスが隠れていることを意識してください。仮定法の中でbe動詞を使うときは「I was」でもいいのですが、[were]をつかうのが一般的とされています。

主節(If節じゃない方)の助動詞はwouldのほかにもcouldやmight(場合によってはshould)を使うことができます。

2.仮定法過去完了について

仮定法過去完了の基本的な形は「If+S₁+had+過去分詞~, S₂+would+have+過去分詞….」で「もしS₁が~したなら、S₂は…しただろう。」という過去のことについて仮定するときに使われます。「実際は~していないけど」というニュアンスが隠れています。

過去形と同じように 主節(If節じゃない方)の助動詞はwouldのほかにもcouldやmight(場合によってはshould)を使うことができます。

  1. If I had study harder, I would have passed the exam.(もしもっと一生懸命勉強していたら、試験に受かっていただろう。)
  2. If I had got up early, I wouldn’t have been late.(もし早起きしていらば、遅刻しなかっただろう。)

3.wishについて

基本的にwish(~ならいいのに)のあとに続く文章は時をずらして仮定法で表します。

  1. I wish I had a girlfriend.(彼女がいたらいいのになあ。)
  2. I wish he had lost his wallet yesterday.(彼が昨日財布なくさなければなあ。)
  3. I wish it would be sunny.(晴れればいいのになあ。)

未来のことを仮定する場合は例文3のように時制をずらして「S+would+動詞原形」とします。

まとめ

仮定法は苦手な人も多いと思いますが、自分が理解しにくいポイントをおさえて復習すれば、すぐに上達します。仮定法がパッと作ることができるころには、あなたの英語力はかなり伸びていることでしょう。



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