こんにちは、レッド副店長です。
今回は、知っていると面白い和製英語~コンクール~について紹介していこうと思います。
皆さんは、和製英語という言葉を聞いたことがありますか?簡単に言うと、和製英語とは「日本人が作った英語っぽい言葉」です。和製英語のほとんどは、ネイティブの人たちには理解されなかったり、誤解されたりします。
和製英語だと知らずに使っていると恥ずかしい思いをしてしまうかもしれないので是非知っておいてもらいたいです。気づいていないだけで英語だと思っている単語も実は和製英語かもしれませんね。
今回紹介する「コンクール」も実は和製英語です!意外と知らなかった人もいるのではないでしょうか?海外で「コンクール」と言っても誤解されて伝わってしまうので気をつけましょう。
「コンクール」は和製英語
日本でも当たり前に浸透している「コンクール」ですが実は和製英語です。
英語圏の方に「コンクール」と言っても全く理解されませんので気をつけて下さい。
では「コンクール」は英語で何と言うのでしょうか?
「コンクール」は英語で何て言う?
「コンサート」の英語での言い方は主に2種類あります。
「競技会、コンクール」は “contest” または “competition” とあらわされます。
この2つはほとんど同じ意味ですが、若干ニュアンスに違いがあります。“contest” は「クイズ、スポーツ、ミスコン」などたくさんの人たちで競うイメージです。“competition” は、より専門的な特定の人たちで競うコンクールというイメージです。
それでは具体的な使い方を例文で見ていきましょう。
We have won a choral competition.(私たちは合唱コンクールで優勝したことがあります。)
You have to practice a lot to win a speech contest.(スピーチコンクールで勝つためにはたくさん練習しなければいけない。)
How can I enter the debate contest?(ディベートコンクールにはどうすれば参加できますか?)
I met Ali at the dance competition.(ダンスコンサートでアリに会いました。)
That competition was held for the first time in five years.(そのコンペは5年ぶりに開催されました。)
例文を見てもわかる通り “contest” と “competition” は無理して区別して使わなくても意味は伝わります。
「コンクール」の由来って何?
コンクールはフランス語の “concours” が由来となっている外来語です。“concours” はフランス語で「選抜試験、競争試験」という意味で使われています。
さいごに
今回は和製英語「コンクール」の英語や使い方について紹介しました。日本人が作ってきた紛らわしい和製英語はまだまだたくさんあります。英語を学ぶ皆さんは、和製英語に惑わされて間違えて覚えないように気をつけましょう。