マズローの欲求5段階説をわかりやすく解説!モチベーション管理に役立てよう!

心理学

 こんにちは、レッド副店長です。

 今回は、欲求5段階説についてわかりやすく解説していきます。欲求5段階説の理論を理解することで自分や部下のモチベーションのマネジメントに役立てることが出来ます。

 欲求5段階説は、ビジネスシーンにおけるモチベーションだけではなく、学校や私生活などにおいての欲望の理解につながります。例えば、なぜ人のことを好きになってしまうのか、などということを理論的に知ることが出来ます。

 この記事では、欲求5段階説のそれぞれの段階や、欲求5段階説によってどのように部下やチームメンバーのモチベーションを効果的に向上させるのかについて徹底的に解説していこうと思います。

欲求5段階説

 欲求5段階説は1954年にアメリカの心理学者であるアブラハム・マズローによって提唱された理論です。別の呼び方として自己実現理論と呼ばれることもあります。

 人間の欲求には制限がなく、欲求が完全に満たされることはありません。何かの欲求が満たされたら、次の欲求が起こります。そして欲求を追い求めることで自分を成長させていくことが出来るとしています。

 さらに欲求5段階説では、人間の欲求を、生理的欲求安全欲求社会的欲求承認欲求自己実現欲求の5段階に分けています。そして人の欲求は、「生理的欲求→安全欲求→社会的欲求→承認欲求→自己実現欲求」の順番に満たされていきます。

それぞれがどのようなものなのかについて説明していきます。

生理的欲求

 生理的欲求は5段階で一番最初の欲求です。生理的欲求 (Physiological needs) とは、食・睡眠・排泄など、人間が生きていく上で最低限必要となる根源的な欲求です。

 当たり前ですが、食べ物も飲み物も何もかもがないのに「恋人を作ってデートしたい」と思う人はいません。全てを失い何もなくなった人は、この生理的欲求を満たすことが最も大事な欲求になります

 この欲求の中だけで生きている人間はほとんどいません。逆に野生で暮らす動物のほとんどは、生理的欲求の中で生きています。

生理的欲求の具体例

  • 腹が減ったから食べ物を食べたい。
  • 喉が渇いたから飲み物を飲みたい。
  • 眠いから寝たい。

安全欲求

 安全欲求は5段階で二番最初の欲求です。安全欲求 (Safety Needs) とは、身の安全を確保して安心して暮らしたいという欲求です。

 経済的に安定して、心身が健康的な状態で過ごしたいという欲求です。災害や戦争・病気などによって、身の危険を感じたときにはこの欲求が最も強くなります。

 食や睡眠といった生理的欲求が満たされると次に家や経済的な安定を求めるようになります。安全欲求の域を超えないで生きている人はほとんどいません。

安全欲求の具体例

  • 安定して暮らせる家に住みたい。
  • 貯金をしておきたい。



社会的欲求

 社会的欲求は5段階で三番最初の欲求です。社会的欲求 (Social Needs/ Love and belonging) とは、他人に受け入れられ集団に属したいという欲求です。

 集団や組織への所属や友達や家族・愛情などを求める欲求です。生理的欲求や安全欲求など衣食住を手に入れることが出来たら、好きな人と一緒になりたい、というように思うようになります。

 社会的欲求が満たされないと、強い孤独感や社会的不安を感じることがあります。

社会的欲求の具体例

  • 気の合う友人が欲しい。
  • 結婚して家庭を築きたい。
  • 学校でなじみたい。

承認欲求

 承認欲求は5段階で四番最初の欲求です。承認欲求 (Esteem Needs) とは、自分が属する集団で重要な存在だと認められたい・他人に尊敬されたいという欲求です。

 有名になり注目されることや自分が信頼されたりすることで満たされます。SNSやインターネットが普及したことで、承認欲求という言葉をよく聞くようになったのではないでしょうか。

 承認欲求が満たされることは、自信や影響力につながります。承認欲求が満たされないと、自信がなくなり無力感を感じるなどネガティブな気持ちになってしまいます。

承認欲求の具体例

  • Youtuberとして人気になりたい。
  • 部下たちから尊敬されたい。
  • 偉くなって名声を得たい。

自己実現欲求

 自己実現欲求は5段階で五番最初の欲求です。自己実現欲求 (Self-actualization Needs) とは、自分の可能性を最大限実現させたいという欲求です。

 自分が満足いくような人生を歩み自分を成長させたいという欲求です。この欲求は、自分と理想に差があり、「もっと成長したい」と思う限り満たされることはありません。そういう意味では、際限なくモチベーションのきっかけになります。

 「理想の自分になりたい」という自己実現欲求のままに生きている人は、自分の人生にやりがいや満足感を感じています。

自己実現欲求の具体例

  • 世界一のミュージシャンになりたい。
  • 大企業の社長になりたい。



欠乏欲求と成長欲求

 欲求5段階説では、その5つの欲求を大きく欠乏欲求成長欲求の2つに分けることが出来ます。

 マズローは、生理的欲求・安全欲求・社会的欲求・承認欲求をまとめて欠乏欲求(基本的欲求)とし、自己実現欲求のことを成長欲求としています。

 欠乏欲求は外部からの環境で満たされます。欠乏欲求は満たされてしまえば、モチベーションの要因にはなりません。

 欠乏欲求が完全に満たされていても、自分に正直な生き方をしていないと、心は満たされません。自己実現欲求は、自分自身の内部からの評価がモチベーションの要因になります

さいごに

今回は、マズローによって提唱された欲求5段階説という考え方について解説しました。部下やチームメンバーの欲求を把握し、適切な指示や目標を与えることで彼らのモチベーションを維持させることが出来ます。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。ここまで読んでいただいたあなたは、欲求5段階説について理解されたと思います。人間力を高め自分を磨きたいと思っているあなた、是非わたしのブログと一緒に成長していきましょう。



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