【中世の哲学者】アウグスティヌスの思想をわかりやすく解説!時間論ってなに?

哲学

 こんにちは、レッド副店長です。

 今回は、中世西洋の哲学者であるアウグスティヌスの思想をわかりやすく解説していきます。また、アウグスティヌスの名言もいくつか紹介しているので、気に入ったものがあれば是非あなたの教訓リストに追加してみて下さい。

 アウグスティヌスは中世西洋の哲学において重要な人物の1人です。アウグスティヌスの主張は、その後の西洋史に大きな影響を与えました。

 当時の西洋は、中東で生まれたキリスト教に覆いつくされていました。そのため中世西洋の哲学者たちはキリスト教の教えに合うように、ギリシャ哲学を考え直す必要がありました。

アウグスティヌスってどんな人?

 アウグスティヌスは中世西洋の哲学者の1人です。354年に、熱心なクリスチャンの母と異教徒の父の間に生まれ、430年に75歳で病死しました。

 アウグスティヌスはマニ教や懐疑主義の哲学などに触れつつ、32歳の時にようやくカトリックに回心します。

マニ教って?

 マニ教は、善(光)と悪(闇)の対立を基にしている二元論的な宗教。禁欲主義を掲げている。

 アウグスティヌスは、キリスト教会の司教に選ばれました。その後、カトリックを擁護するために、キリスト教に対する非難と論争し続けました。著書として、「告白録」「神の国」などがあります。

 そしてアウグスティヌスはカトリック教会のあり方を明らかにし、これは以降のキリスト教の思想の基盤となりました。



アウグスティヌスの時間論

 旧約聖書には「はじめに、神が天と地を創造した。」という記述があります。しかし当時の哲学には「何も無いところから創造する」という概念がありませんでした。

 中世西洋の哲学者は、キリスト教の教えに矛盾が生じないようにギリシャの哲学を解釈しなおす必要がありました。そんな中で活躍したのがアウグスティヌスです。

 他にも、「神は天と地を作る前は何をしていたんだ?」という問いがでました。これに対してアウグスティヌスが考えたのが、「アウグスティヌスの時間論」です。

 今までは『過去→現在→未来』というように時間は進んできている、と考えられていました。

 しかしアウグスティヌスは「過去も未来も現在から捉えた概念だ」としました。時間は精神の中にあるもので「過去は記憶」「未来は予期」という主観的なものです。時間とは神が人間(精神)を作った時にできた概念である、という考えです。

アウグスティヌスの名言

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

自分の実力が不十分であることを知ることが、自分の実力を充実させる。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

習慣は第二の天性なり。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

食べ物を選ぶように、言葉も選べ。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じ頁ばかり読んでいるのだ。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

信仰は目に見えぬものを信ずることである。

そして信仰の報酬は、信ずるものを見ることのできることである。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

良心と名声は二つの事柄なり。

良心は汝自身に帰すべきものにして、名声は汝の隣人に帰すべきものなり。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

敵意がそれを抱く者の心に与える傷は、敵に対して与えることのできるいかなる傷よりもはるかに深い。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

心を高く保つという一種の謙譲があり、心を低く保つという一種の傲慢がある。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">アウグスティヌス</span></span>
アウグスティヌス

剣で人を殺すよりも、言葉で戦(いくさ)をつぶすほうが名誉なことである。

さいごに

 今回は、中世西洋の哲学者であるアウグスティヌスの掲げた思想と時間論について解説しました。古代ギリシャの哲学と違い、キリスト教西洋全体に広まったことで、哲学のあり方が少し変わりました。

 当時の哲学者はキリスト教の教えの矛盾を無くすために、古代ギリシャ哲学の考え方を見つめなおす必要がありました。そんな中で他の哲学者の先頭に立ち活躍したのがアウグスティヌスです。

 あまり聞きなじみのない人かもしれませんが、今後の哲学史に大きな影響を及ぼす人物なので覚えておきましょう。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。ここまで読んでいただいたあなたは、アウグスティヌスがどんな人か、アウグスティヌの思想とはどんなものなのかを理解していただけたはずです。人間力を高め自分を磨きたいと思っているあなた、是非わたしのブログと一緒に成長していきましょう。



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